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糸高出身18歳内山さん合格 PGA資格認定プロテスト 5バーディー66で大逆転

2021.09.17

ダイナミックゴルフ波多江の練習場でフルスイングをする内山さん

プロテスト合格を喜ぶゴルフの師、宮﨑支配人(右)と内山さん

 糸島高校出身の内山遥人さん(18)=糸島市高田=が、3日に北海道・登別カントリー倶楽部(パー71)であった日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテストに合格した。今年度のPGA資格認定プロテストに125人が参加し8月31日から4日間で争われ、47位タイまでの51人が合格した。内山さんは通算11オーバー・79位タイで第4ラウンド最終日を迎えたが、大逆転の末、5バーディー66でフィニッシュ。通算6オーバー・37位タイで合格した。昨年は在学中にプロテストに初挑戦したが、残念ながら2次予選で不合格、今回2度目の挑戦で子どもの頃からの夢を実現させた。

 内山さんは波多江小3年の時にゲームのゴルフに興味を持って、地元のゴルフ練習場「ダイナミックゴルフ波多江」のジュニアスクールに入った。支配人でPGA認定ティーチングプロの宮﨑浩介さん(54)の指導を受け、ゴルフが楽しくなって通い、小6から競技ゴルフに目覚めた。前原東中、糸高在学中も熱心にゴルフの練習に打ち込んだ。

練習場に通う傍ら、土、日曜日は「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」(同市富)で、所属プロと一緒にコースを回り、力を付けた。糸高では個人で行う運動、文化活動として「総合運動・文化部」に所属。高2の時から各種大会に出場、2019年県の国体選考会では強化選手に選ばれるなど県下に実力を認められ始めた。

 高3で自信をつけ始めたところ、昨年は、新型コロナウイルス感染拡大で全ての大会が無くなってしまった。高校卒業後はプロになりたい一心で、両親とも相談し「18歳から2年を目標にプロゴルファーを目指そう」と決意。4月からは芥屋ゴルフ倶楽部(同市志摩芥屋)に研修生として所属し、キャディーをしながら、午後3時から7時まではコースで練習して技術を磨き、研修生になって半年で合格を勝ち得た。

自慢はドライバーショットで、飛距離は300ヤードを超える。パターも得意で、最終日の10番で7㍍、11番で5㍍、12番で4㍍とバーディーパットを次々に決め、15番グリーンで9㍍のパットが決まった時は「カップに向かっていったので入ると確信した」と内山さん。試合前夜に宮﨑支配人から「4アンダーで回らないと合格はない」と激励を受けていたので、「4バーディー目で、合格できるかもと感じ、5バーディー目で確信した」と話す。

 高校時代の九州内外の遠征に同行してもらった両親に感謝は尽きない。プロテスト時に北海道まで同行し、現地にいた母は合格の報に「(3日まで悪かったのに)どうやって合格したの」とびっくりし「おめでとう」と喜んだ。

 長年の師である宮﨑支配人は、元々トーナメントプロを目指していただけに喜びもひとしお。「ゴルフに対する情熱があり、真面目で礼儀正しく周囲の人から応援してもらえる。追い上げるタイプはプロ向きで、合格できたのも強い意志があったから。プロで活躍してほしい」。

 内山さんは「まずは九州で開催される大会で成績を残してツアートーナメントで活躍し、『賞金王』を目指したい」。と瞳を輝かせた。

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