ニュース
News List
春休み中の子どもの食事支援 「糸島しましまプロジェクト」が無償配布へ
2022.03.11

寄せられたフードパントリーの食材を手に「寺子屋しましま」の子どもたちと支援スタッフ
糸島市志摩小金丸で、子どもの居場所「寺子屋しましま」を運営する子育て支援団体「糸島しましまプロジェクト」(しましまPJ・阪井麻紀代表)は、「春休みで給食がない子どもたちを応援しよう」と初のフードパントリーを12日から4月2日までの毎週土曜日に開催する。午前11時から午後3時まで「寺子屋しましま」で、米、炊き込みご飯の素、野菜、果物など各日130セットを先着順で配布。
「食」「農」「学」の三本柱で毎週土曜日に開催する「寺子屋しましま」では5日に、子どもたち10人が動画を視聴しながら、学習支援スタッフの質問に答えるなどしてフードパントリーについて学び、寄せられた米や果物、野菜の仕分け作業を行った。
しましまPJで一昨年行った無償の弁当配付「とりあえず食べんしゃい」(4カ月で約2600食配布)に続く新たな配布支援活動。昨年完成した寺子屋しましまの拠点となるトレーラーハウスのお披露目も兼ねていて、阪井さんは「多くの人に知ってもらい糸島全体の子育て家庭を応援しようという雰囲気を作っていきたい」と力を込める。
「親も子どもも孤立、孤独を防ぎ、楽しく子育てを」をモットーとするしましまPJは今後、妊娠中から子育て期までを通してお母さんたちのつながりをつくるための『ママカフェ』運営も考えているという。問い合わせは=080(3979)2964。