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糸島観光の舵取り役に 市観光協会がDMO登録

2022.05.27

DMO登録証を手もにする市観光協会の髙田事務局長

 糸島市観光協会(田中信彦会長、345社・団体)が、観光庁が進める観光地域づくり法人(登録DMO)に3月28日、登録された。同協会は、2019年にDMO候補法人となっていたが、今回正式に法人として認められた。市町村単独のDMOとしての登録は、同協会を含む県内4団体のみ。

 DMOとは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの〝舵取り役〟となる法人。DMOとなることで、観光庁などから支援メニューが提供されるなどのメリットがある。

 登録DMOとなった同協会は、豊かな自然環境と地域資源を維持し、未来へとつなぐ持続可能なまち「つなぐ糸島」をコンセプトに掲げ、市内の事業者が自ら観光客を受け入れる体制を整え、一緒に観光のまちづくりを進めることが大切であると説明。

 また、市も同協会とさらに連携を図りながら、観光のまちづくりを推進する。

 今後は、市内に散在する観光スポットをつなぐため、飲食店のメニューや、事業者の体験型コンテンツなどの情報を同協会が集約化し、ワンストップの窓口となって観光客がストレスなく糸島の観光を楽しめるように、サービスの予約、手配、提供などができる体制づくりに取り組む予定である。

 同協会の髙田秀峰事務局長は、昨年11月に同協会が地域限定旅行業に登録し、2月から3月にかけJR筑前前原駅と加布里、船越、岐志の各漁港のカキ小屋を結ぶシャトルバスの運行や、福吉ではカキ小屋ツアーなどを実施したことを挙げ、「今後は事業者と連携し、観光協会発の糸島ならではのツアーを売り出して糸島の観光を盛り上げていきたい」と話す。

 田中会長は「観光はすそ野が広い産業。観光事業のみならず、糸島のほかの事業者のためにも、観光協会が先頭に立って頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 

 □観光サイトを刷新

 DMO登録を契機に、糸島市観光協会は公式ホームページ(HP)をリニューアル。「糸島観光サイト~つなぐいとしま」としてオープンした=写真

 新しいHPでは、今まで市と同協会のHPに分かれていた観光情報を一元化。「今週の糸島」では、イベント情報を写真入りで紹介。井原山(983㍍)のコバノミツバツツジの開花状況などのトピックスも載せている。

 また「二見エリア」や「芥屋・志摩エリア」、「山側エリア」など観光スポットをマップから検索できる「地図から探す」に加え、イベント▽観る▽食べる▽買う▽体験する▽泊まる―の6つのカテゴリ別の入り口を設け、それぞれの内容の充実を図り、観光客が知りたい情報に簡単にアクセスできるよう工夫を凝らしている。

 同協会の髙田秀峰事務局長は、「今後は観光協会発のツアーの販売も考えており、このサイトの中でツアーの予約の申し込みから決済までが完了できるような機能も追加する予定」としている。

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