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幻想的な年越し、竹明かり演出長糸校区飯原、80本  「森の合友会」が初

2019.01.10

自分たちが作った竹明かりの横に立つ重松さん姉妹=金照寺

 大みそかの夜中から年をまたいで約2時間、糸島市・長糸校区飯原の金照(こんしょう)寺と雉琴(きじこと)神社の境内は、地域の放置竹林から切り出され、デザインを施された「竹明かり」から漏れる優しい光に照らされた。参拝客らは歩みを止め、幻想的な年明けを楽しんだ。

 発案したのは、放置竹林などの手入れに5年前から取り組み、飯原行政区(96戸)の自然や森林を守り美しい里山を未来につなぐ活動を子育て世代で行っているグループ「飯原森の合友会」(波多江裕史代表)。10年ほど前、金照寺―雉琴神社間の約1㌔を竹灯籠でつなぐ「千灯籠祭」が行われていたこともあり、「竹明かり」に挑んだ。

 同会が12月23日に開いたワークショップには、地元の4歳から80歳代までの35人が参加。全国の竹明かり演出に引っ張りだこの会社「ちかけん」=熊本県南関町=スタッフの指導を受け、テンプレートを竹筒に張り、側面をドリルで波状、格子状に繰り抜いた。50㌢と1㍍80㌢の高さの違う竹明かり計80本が完成した。

 30日に金照寺であった前夜祭。前原中3年の重松こはるさん(14)は、自分で制作した竹明かりに見入り、「灯がゆらゆらゆれてきれい」と目を細めた。

 波多江代表は「今後は市内各地で暮らす飯原出身の人たちにも声を掛け、参加者を増やし、竹明かりの活動などで飯原を盛り上げていきたい。寺や神社で集い合う機会になれば」と意欲を見せた。

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