糸島新聞
創刊100周年

糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

国道202号バイパス全通 生活道路の「大動脈」

2019.01.31

国道202号バイパスの全線開通を祝い関係者がテープカット

開通式の参加者にモチをまくバイパス推進期成会の柚木会長(右)と月形市長

 西九州自動車道のうち、福岡市西区拾六町と糸島市二丈福井を結ぶ「今宿道路」(23・3㌔)の一般国道部分「国道202号バイパス」の未開通区間(同市有田中央―真方交差点、3㌔)の工事が完了し、27日午後に全線が開通した。生活道路として糸島の東西を結ぶ〝大動脈〟の利便性がアップするほか、物流や観光の後押し、非常時の避難道路としても期待されている。

 今宿道路は、202号バイパスとバイパスの上を走る自動車専用道路(国道497号)からなる。事業着手は1970年度。バイパスのうち今回区間の事業は2013~18年度の6年間。国土交通省福岡国道事務所によると、6年分の今宿道路の事業費は総額約50億円。

 同区間は工事前、幅5㍍の片側1車線で、こう配が最大12・6%あり「ジェットコースター道路」とも呼ばれていた。整備後はこう配が5%程度となった。区間の東半分に当たる有田中央―前原IC(インターチェンジ)間は、上下線とも幅12㍍の片側2車線で、自転車道、歩道も設置。車、自転車、歩行者が通りやすい道路に生まれ変わった。

 この区間の迂回(うかい)道路として使われていた県道前原富士線は、交通量が多く交通事故件数が増えたとの指摘も。同事務所は「開通により、生活道路での交通事故の減少など、安全性の向上が期待される」としている。

 前原IC近くで開かれた開通式で、同バイパス推進期成会の柚木利道会長は「(有田中央―真方間は)カーブやアップダウンが多く交通量も多いのが悩みだった。今回の整備で安全性、利便性が見込まれる」とあいさつ。同市の月形祐二市長は「(今回の整備で)福岡の西側がさらに元気になっていくことを期待する。そのためにも、一般国道だけでなく西九州自動車道の(自動車専用道路の未完成区間の)整備をお願いしたい」と強調した。

ニュース一覧