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糸島観光支える自転車 レンタサイクル新拠点 周遊性アップへ

2019.02.14

「二見ケ浦まで行きます」と話す女性たち=志摩野北のハニー珈琲糸島店前

 糸島市観光協会は、JR筑前前原駅北口の協会内だけだったレンタサイクルの貸し出し場所を、同市志摩の野北と芥屋に1カ所ずつ新設した。今は貸し出し場所へ返却するルールだが、他の2カ所で自転車が乗り捨てできるよう、早ければ3月から実証実験を始め、観光客の利便性アップに力を入れる。

 新拠点は同協会が事業委託。昨年12月中旬からのハニー珈琲糸島店(志摩野北)と、今年1月初旬からの糸島ピクニックヴィレッジ(志摩芥屋)、はともに5台を用意。協会内の13台と合わせて計23台態勢(うち電動アシスト付き12台)となった。

 貸し出し実績は、事業開始の2014年度(554台)以降、毎年増加。16年度は1018台と伸び、17年度は自転車台数を増やしたこともあり1741台に。18年度は既に1月末時点で2342台。

 協会によると、利用者は女子大生や女性会社員のグループが目立つ。片道10㌔ほどある二見ケ浦や芥屋へ行くのに、北口の昭和バスのバス停で2、3時間待ちのこともあり、半日(4時間=800円)や1日(8時間=1200円)のサービスが人気。「車の免許を誰も持たない関東、関西の若いグループだと、まず自転車を選ぶ」という。

 愛媛県松山市の会社員寺岡敦子さん(25)と兵庫県尼崎市の会社員行方聖菜(なめかたせいな)さん(24)は当初、前原駅で自転車を借り、片道50分かけて二見ケ浦へ向かうつもりだった。同協会からバス(野北線)と自転車の組み合わせを勧められた2人は「自転車の時間が片道20分に短縮されてよかった」と話した。

 同協会の松田寛事務局長は「バスの便が増えるのが理想だが、今やレンタサイクルは欠かせないツール。交通手段の使い方の選択肢を増やし、観光客の周遊性を高めたい」と話している。

 問い合わせは、同協会=092(322)2098。

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