糸島のママたち、子育て情報紙を作成 当事者目線で役立つ情報を掲載

 糸島に住むママたちが作る子育て情報紙「たよれる・たすかる・たのしめる いとしまの子育て」=写真が完成した。作成したのは、糸島市ママトコラボ協議体(糸島市子育て支援課・一般社団法人ママトコラボ)が主催した「子育て情報紙作成講座」に参加した10人の受講生。昨年10月から8回の講座を受け、記事の書き方や取材のコツ、写真撮影の技術などを学んだ。

情報紙「たよれる・たすかる・たのしめる いとしまの子育て」

 受講生はみな、子育て中のママたち。「糸島での子育てを楽しんでほしい」「身近に頼れる人たちがいることを知ってほしい」という思いを込め、紙面作りを企画。ママの視点を生かし、子育てサポートセンターや育児サークル、おすすめの遊び場やお店など、暮らしに密着したお役立ち情報を掲載している。

 1月31日に行われた完成お披露目会で、受講生たちは「情報紙を読む人がどんなことを知りたいか、想像しながら作った。読者目線で考える大切さを学んだ」「新しく子育てを始める人の第一歩を後押しできるものができた」と思いを語った。

 糸島市子育て支援センター所長の春日由佳子さんは「子育ての当事者として、どんな情報が必要かよく考えて作られている。ママと子どもが集まる場所に設置するので、ぜひ多くの人に活用してほしい」と話した。

 情報紙は2月から、子育て支援センターやコミュニティセンターなど糸島市内の公共施設、乳幼児健診会場に配置されている。

完成した子育て情報紙を手にする受講生たち
完成した子育て情報紙を手にする受講生たち
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この記事を書いた人

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