糸島市二丈福井の妙現寺(大塚英胤住職)で11日、「節分厄払い開運祈願祭」があり、多くの参拝者が今年一年の開運を祈った。
古いお札や正月飾りを焼く「お焚き上げ」に続き、大塚住職ら3人が、頭から冷たい水をかぶりながら経を唱える水行を行い、身を清めた=写真。水行後は、四方を囲む縄に取り付けられた紙垂(しで)を取り外し、「良縁に恵まれる」と参拝者で分け合った。
続いて本堂で開運祈願法要が行われ、大塚住職らが福豆や紅白の餅をまいた。福豆の袋には番号が入っており、福袋や調理家電などが当たった。30年ほど参拝しているという男性は「これで今年も運が開け、いい年になると思う」と話していた。