糸島市南風台の南風小の横を流れる多久川で11日、地域住民ら約40人が清掃を行った。
活動は、南風校区多久川の自然環境を守る会(柴田貞良会長)の呼びかけで行われており、今年で16回目。新型コロナの影響で、昨年は同会メンバーだけで実施。今年はメンバーのほか地元のボランティアや、3年ぶりに前原中と前原西中の生徒も加わった=写真。
参加者は新多久橋から立屋敷橋までと、立屋敷橋から荻浦橋までの二手に分かれ、合計約1.2㌔の範囲で堤防や川底のビニール袋や空き缶、ペットボトルなどを丁寧に拾い集めていた。柴田卓副会長は「多久川の支流だけでなく、本流にもホタルが戻ってくるよう、今後も活動を続けたい」と話した。
同会は、会員が手塩にかける川沿いの陽光桜とソメイヨシノの開花時期に合わせて、20日から4月10日までの期間中、同会の倉庫「みなくるBase」前の対面式長テーブル(8人用)と長いすを開放している。