JA糸島最優秀賞受賞/食の支援活動を発表

 第64回全国家の光大会(2月17日、京都市)、普及・文化活動の部で、JA糸島営農部営農企画課の岡﨑伸子さんの体験発表が最優秀賞に選ばれた。「糸島の愛とパワーをお届けします!」と題し、コロナ下で食事に困っている学生や食品ロスの問題に焦点を当て食の支援活動を行った経緯を紹介。「食に携わる者として、食べるのに困る人と、やむなく捨てられている食べられるものをなんとかしたい」との思いで農家と共に歩む姿が高く評価された。

 前日に行われた体験発表には11人が出場し、その中から3人が選ばれ、壇上に上がった。福岡県代表として1,000人の聴衆を前に発表した岡﨑さんは「緊張しましたが、糸島の名をとどろかせてきました」と安堵の笑顔を見せた。

 「持ってくる農家さんも、『規格外で販売はできんものをもらってくれてうれしい』と笑顔。取り組みに関わるJA女性部のメンバーも、『ありがとう』と言われ元気が出て、支えているようで支えられている。みんな笑顔で、やめんしゃれんもんね」と活動の様子を話した。

 「次は、ご飯だけでも、みそ汁だけでも、作れる子どもを増やす活動をしたい」。岡崎さんらJA女性部メンバーの愛とパワーはこれからも無限大だ。

JA糸島の山﨑重俊組合長らに受賞報告をする岡﨑さん
JA糸島の山﨑重俊組合長らに受賞報告をする岡﨑さん(写真中央)
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