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今山から見た今津の大橋 昭和39年5月
本紙で連載していた「新旧いとしまところどころ」で、昭和39年5月に紹介した『今津の大橋』の写真。
今山山頂から撮影した写真で、3月17日付の「昭和の糸島」に掲載した『今山から見た今宿方面』と同時期に撮影している。
写真左下には、線路の枕木などを作る工場があり、たくさんの材木も見えているほか、敷地内中央には今宿駅から続く鉄道の引き込み線の線路も写っている。
また、写真上部奥に見える山裾の住宅が密集しているところが今津浜崎漁港。瑞梅寺川河口を挟んで横浜と今津を結ぶ今津橋は、昔は木造で幅も狭く、大雨などの時などはたびたび通行止めになっていたそうだが、昭和38年に鉄筋コンクリート造りの頑丈な橋に架け替えられ、北崎や志摩方面への利便性は格段に向上し、多くの人が橋の完成を喜んだという。
写真では右側(今宿方面)からの道路が「くの字」にカーブしている部分が今津橋。