いとしま旬百景– tag –
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【糸島市】《いとしま旬百景》甘党のメジロ 花の蜜を吸い
小富士梅林 糸島市志摩の小富士梅林で見頃を迎えている梅の花。甘いものが大好きなメジロたちが蜜を吸おうと、梅の木を転々と飛び回っているのを見つけた。 一つ一つの花に、器用にくちばしを差し込んでは、ちょこまかと羽ばたいていく。レンズを向け... -
【糸島市】《いとしま旬百景》純白の雪と流れが調和
白糸の滝 糸島を代表する名勝、白糸の滝の雪景色(1月10日撮影)。岩肌を白い糸のようにやさしく流れ落ちていく滝と、純白の雪が調和し、神々しい世界を創り出す。羽金山の中腹標高530メートルの場所にあり、滝に目を凝らすと、小さなツララが輝いて... -
【糸島市】《いとしま旬百景》飛躍へと飛び立つ クロツラヘラサキ
加布里湾 飛躍の年になるよう願ってくれているかのようだ。糸島市の加布里湾で撮影したクロツラヘラサギの飛び立つ瞬間。純白の翼は夕日を浴び、その美しさをさらに増す。「冬の使者」として知られる渡り鳥だが、世界的に希少。いつまでも、その姿が見ら... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 幸運をもたらす「天使の梯子」
可也山 厚い雲の切れ間から、太陽の光が漏れ出し、糸島市の可也山山頂に、光の柱がいくつも放射状に降りそそぐ。「薄明光線」と呼ばれる気象現象で、「天使の梯子(はしご)」とも呼ばれる。空気が澄んだ秋から冬にかけて見かけることが多い。この美しい... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 長い尾を引き8万年の旅へ
彗星と可也山 夕焼けの西空に長い尾を引き、10月中旬から天文ファンを沸かせた「紫金山・アトラス彗星(すいせい)」と別れの時が来た。軌道周期は8万年といわれる。地球を遠ざかっていった後、再び向きを変え、遠い未来の地球人と邂逅(かいこう)す... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 熟す赤米に感謝を込め
二丈吉井 鮮やかな赤米の穂が、少しずつ色あせていく。それは、稲穂が着実に成熟している証し。自然の恵みをしみじみと感じさせる。 糸島市二丈吉井に広がる棚田。二丈赤米生産組合(吉住公洋代表)が毎年催す田んぼアート。赤米とうるち米を植え分け... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 心を和ます 虹のアーチ
西区太郎丸 福岡市西区太郎丸の東の空に、見事な虹のアーチが現れた。台風10号が接近していた8月28日の夕方。勤め帰りに見かけた人も多いのではないだろうか。 台風の雲が糸島の空を覆うようになっていた。もうすぐ沈もうとしている太陽の日が雲... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 オオキツネノカミソリ見頃
井原山 「花の名峰」と呼ばれる井原山(標高982メートル)の中腹で群生するオオキツネノカミソリが見頃を迎えている。木漏れ日が差す林の中で咲き誇る無数のオレンジ色の花々。そよ風を感じながら観賞していると、心が和み登山の疲れを忘れさせてくれ... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 梅雨空にネムの花 神秘的な花園出現
糸島市泊 梅雨空が広がる夕方、糸島市泊を流れる雷山川のほとりに、ネムノキが花を咲かせていた。枝を伸ばした樹上に、はけを広げたような淡いピンクの無数の花。シダのような葉は空が暗くなるとともに閉じ、その名の由来通り「眠りの木」となる。可也山... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 あじさいを照らす蛍火
二丈吉井 蛍火の 今宵の闇の 美しき(高浜虚子) 糸島市二丈吉井の浮岳山麓の里を流れる川に、ホタルが乱舞している。清流のほとりで、色づき始めたアジサイに目をやると、葉っぱにホタルがとまっていた。 点滅するおぼろげな光。のどかな里の夜を引... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 花のトンネル 登山者癒し
井原山 脊振山系第2の高峰で、花の名峰として知られる井原山(982メートル)。ツツジ科の落葉低木、コバノミツバツツジの花が見頃となり、福岡、佐賀の県境に伸びる稜線にピンクの花を咲かせている。 山頂近くには、鮮やかに咲き誇る「花のトンネル... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 山里彩る桜並木
加茂ゆらりんこ橋 初桜 折しもけふは 能日(よきひ)なり(松尾芭蕉) 天候の影響により平年と比べ、開花が遅れていたソメイヨシノがやっと咲き4月に入って一気に見頃を迎えた。糸島市二丈福井の二丈渓谷にかかるつり橋「加茂ゆらりんこ橋」一帯で... -
【糸島市】《いとしま旬百景》 畑一面に“春色”
糸島市波多江 一面に広がる菜の花畑。まだ肌寒いとはいえ、その明るい花は快活な気分にさせてくれる。空は春を呼び寄せるヒバリたちのにぎやかな鳴き声で満ち、彼方には一筋の飛行機雲。さえぎるもののない大空が黄色い大地を見事に演出している。 (写... -
《いとしま旬百景》 “春”が顔出す
糸島市泊 春を感じさせる暖かな日差しに誘われ、かわいらしく土から顔を出すツクシ。その名の由来は、土を突くように出ているから「突く子」、節々で継いだような姿だから「継く子」とも。可也山が望める糸島市泊の田畑のあぜでも大空へ向かってすくすく... -
【糸島市】《いとしま旬百景》春を呼ぶ甘い香り 凛としたスイセン
志摩野北 凛(りん)とした立ち姿に、黄と白の清々しい花。糸島市志摩野北の道路沿いに、スイセンが咲き誇り、美しい帯をつくっている。その甘い香りが道行く人をいやす。 いつの間にか、随分と日が長くなってきた。白く暮れなずむ空は、春を呼ぶスイ...
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