コラムまち角– tag –
-
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》ガンジーの命日に思う
1月30日は、インド独立の父とされるマハトマ・ガンジーの命日。暴力的な手段に訴えず、不当な命令には従わない非暴力・不服従の理念を掲げ、イギリスの植民地支配に対する抵抗運動を展開した。ガンジーは統一インドとしての独立を望んだ。しかし、植民地... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》「市の聖」空也上人を思う
京都市と宇治市にある七つの社寺を巡る「都七福神まいり」をしてきた。新春に参拝すると、功徳が大きいとされ、昨年に引き続き巡拝した。今年は行程に少し余裕ができ、かねてより立ち寄ってみたかったところに足を運んでみた。京都・東山の六波羅蜜寺の文... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》「塞翁が馬」に思う幸せ
今年の干支(えと)「丙午(ひのえうま)」の丙と午は、ともに火の性質があるとされ、その力が合わさることから、エネルギーに満ちた年になるという。一方、丙午の年に生まれた女性は「気性が荒く、夫に災いをもたらす」という根拠のない迷信がある。少... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》ロマンあふれる騎馬文化
大地を軽やかに駆ける馬の姿から飛躍のイメージを抱かせる午(うま)年を迎えた。「馬は人を踏まない」という性質から、蹄鉄(ていてつ)を交通安全のお守りにする風習がある。実は、自家用車内に蹄鉄を置いている。知り合いの大工さんが、実際に使われて... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》「リンゴの唄」に思う戦後80年
戦後80年という大きな節目の年が終わろうとしている。戦争体験の風化や、世界で続く紛争の現実と向き合い、平和に対する思いを再確認する1年だったと思う。田園が広がる農村に焼夷(しょうい)弾が降り注ぎ、8人が死亡した太平洋戦争末期の雷山空襲、... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》冬至を祝う
一年で最も昼が短い冬至が22日に訪れる。すっかり日が短くなり、夏なら夕焼けが見える時刻に、外はもう真っ暗となっている。生命の源である太陽が力を一番弱めてから回復していく転換点であることから、古代中国の暦では、冬至を一年の始まりとしていた▼... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》脊振の林道で「空中散歩」
初冬の澄んだ青空に誘われ、久しぶりに糸島の南側にそびえる脊振山系の林道沿いのドライブを楽しんだ。峰々の中腹を横断するこの道沿いには、糸島を代表する観光地の白糸の滝と雷山千如寺があるが、ほかにも心癒やされる風光明媚(めいび)な行楽スポッ... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》人とクマとのすみ分け
九州では絶滅したが、国内各地では、クマが日常生活の場に出没し、人を襲うケースが相次いでいる。目撃情報のあった地域では、住民は撃退用スプレーを持ち歩き、子どもたちはクマと鉢合わせにならないよう、人の存在を知らせるための鈴をランドセルに付け... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》進化する大濠公園
小春日和となった休日、福岡市の大濠公園を訪ねてみた。広大な池と、すがすがしい木立ち、そして園を囲む都会が調和した心地の良い空間。ジョギングや散歩をする人たちに混じり、園をひとまわりした。プラタナスの紅葉が青空に映え、池には越冬のために飛... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》魔除けの赤い実
自宅の玄関先に植えているナンテンの実が秋の深まりとともに赤く色づいてきた。ナンテンは「難転」の語呂合わせから、難を転じるとして縁起の良い木とされている。江戸時代の百科事典「和漢三才図会」には、ナンテンを庭に植えると火災を避けられるとあり... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》「いい風呂」の季節
まだ青いものの、存在感たっぷりのザボンが大きな浴槽の中でぽかりぽかりと浮かび、目の前に流れてきた。顔を近づけると、甘酸っぱい香りがし、心を和ませてくれた。休日に訪れた糸島市内の温浴施設でのこと。冷え込みが強まり、秋らしい日々が続くように... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》万人を救済した法然
この絵のように往生するなら最上の幸せー。九州国立博物館で開催中の特別展「法然(ほうねん)と極楽浄土」で、阿弥陀仏の来迎(らいごう)図と向き合ったとき、自身の臨終もこうあってほしいと思わず願った。描かれているのは、光を放ちながら、雲に乗っ... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》季節の循環に安堵
ヘミングウェイ、それともサンテグジュペリにしようか。自宅の本棚に並ぶ文庫本を眺め、昔、魂を揺さぶられた文学作品を、つい読み返してみようかと思う季節になった。秋の夜長、開けた窓から流れ込んでくる心地よい風と、虫の音に心を澄まされながら、名... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》至極色の黄昏時
黄昏(たそがれ)時の空が美しい季節になった。糸島で最も気に入っている風景の一つが日の入り後の加布里湾。薄明の大空が赤やオレンジ、緑、紫に染まり、鏡のような水面に映る。この上なくぜいたくな風景だと、目にするたびに感じる。こうした時間帯は、... -
新聞記事
【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》万葉歌人に愛でられた萩
自宅の庭に植えている萩(はぎ)が赤紫色の花を咲かせ始めた。何本もの枝先をきれいに垂らした萩は日ごとに華やかさを増し、近いうちに満開となり、美しく彩られた滝のようになるだろう。草冠に秋と書く萩は、まさに秋を代表する草木。奈良時代にできたと...
