糸島新聞
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昭和の糸島352

2022.02.4

加布里ノリ初出荷 昭和54年12月

糸島の冬の風物詩の一つとして知られる加布里湾のノリ漁。この年も11月下旬から収穫が始まり、同月29日には県漁連小倉支所の競りに出すため、約120箱が出荷された。

当時、加布里湾では、加布里漁協組合員が49戸、船越漁協組合員29戸がノリ網を張って生産していた。

ノリの品質は、黒特等から一~四等のほか、別口一~四等など二十数階級に分かれていて、検査員が一枚ずつ検査する。

この年は昨年に続いて暖冬の影響で「白ぐされ病」が発生する恐れがあるとして、船越漁協の生産者は10月に張った網を11月初旬にいったん引き上げ冷凍、一カ月後に再度網を張り直すなど、苦労が続いた。

加布里漁協の生産者も出荷の翌日、すべての網を引き上げ、冷凍していた網と取り換えるなどして対策を取った。

ノリ漁は3月まで続くが、生産者は近年の暖冬に頭を悩ませ、生産も苦労の連続となった。本紙では「ノリ漁には暖冬は大敵。冬はやはり寒くならないと…」と、漁業者の声を伝えていた。

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