ニュース
News List
糸高定時制卒業式 昼働き夜学ぶ17人巣立つ
2022.03.11

各賞を受賞した糸高定時制卒業生と荒木校長(右)、田中同窓会副会長(左)
糸島市の糸島高校定時制課程の卒業式が2日同校で開かれ、昼は職場で働きなが夜間に学ぶ17人の卒業生が学び舎を巣立った。
荒木礼子校長は「皆さんが学業と仕事を両立しながら成し遂げたこの卒業は本当に素晴らしいことで、これからの大きな自信としてほしい。『自主積極』の校訓を胸に、わが母校は糸高であるという誇りを忘れないで」とはなむけの言葉を贈った。
在校生を代表して、生徒会長で3年生の内山翼翔(よくと)さん(18)が送辞で卒業生にお礼の言葉を述べ、卒業生を代表して岩村聖矢さん(19)が答辞で「3年生の時、コロナ禍が比較的落ち着いている時期に実施された大阪への修学旅行が一番の思い出。糸島高校定時制は素晴らしい学校で後輩たちには価値ある高校生活を送ってほしい」とあいさつした。
卒業式の前に行われた表彰式では、「修学優秀者賞」に小林乃の花さん(19)。「生徒会活動功労者賞」に岩村聖矢さん。「皆勤賞」に小林乃の花さん。「精勤賞」に兼子出海さん(19)。さらに同窓会表彰として「かがり火賞」に小林乃の花さんが選ばれ、それぞれ表彰状を受け取った。また、同校同窓会副会長の田中三香子さんが製作した折り紙の記念品が贈呈された。