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北島康介さん講演会 創立120周年糸島高校で 周囲の支えで今の自分ある

2022.06.3

全校生徒と記念写真に収まる北島さん

生徒の質問に答える北島さん

 創立120周年を迎える糸島高校(荒木礼子校長、972人)で5月27日、記念行事の一環として、水泳のオリンピック金メダリスト、北島康介さん(39)を招いて記念特別講演会が開かれた。北島さんは、体育館で全校生徒を前に「夢をかなえるための努力」をテーマに話し、スランプの時どう乗り越えたかなど体験を交えながら生徒たちにアドバイスを送った。

 北島さんは2000年から12年までの五輪に4大会連続出場し、04年アテネ、08年北京の2大会連続で100㍍と200㍍平泳ぎの2種目を制覇した。高校3年で五輪に初出場、そのころは1日1万5000~6000㍍を泳いでいたといい、「これまで地球3周したかも」と周囲を笑わせた。また、01年に福岡市で開催された世界水泳選手権で初のメダルを獲得したことを紹介し「福岡は縁を感じます」と話した。

 目標をしっかり持って、大会から逆算して体を整えてきた。中学2年の時「オリンピックに行きたいか」と声を掛けてくれた恩師であるコーチ、自分を追い込んでいくときの仲間の存在、トレーナー、ドクター、サポートしてくれる多くの人の存在が大きかった。

 「記録が伸びないときはどのようにすれば」の生徒の質問に北島さんは「自分がやってきたことが正しい選択だと信じ、多くの引き出しを持って使えるようにしておく。スランプと思わず、長く引きずらないこと」とアドバイス。最後に「苦しい選択をすると返ってくることも大きい。一つ一つ問題、課題をクリアして楽しく夢に向かって前進して。そして個性を出して高校生活をエンジョイしてほしい」とエールを送った。

 生徒会副会長の今朝丸思惟(しゆい)さん(17)は「小中と水泳をしていて憧れの北島選手でした。講演を聞いて『周りの支えがあってこそ今の自分がある』のだと感じた。頼られる存在になりたい」と謝辞を述べた。

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