小学生野球チームの東風フェニックスが8日、卒団式を糸島市志摩の市健康福祉センターふれあいで開き、6年生8人の節目を祝った。
卒団したのは、キャプテンの咲本脩佑(しゅうすけ)さん、有馬叶晃(やすあき)さん、伊波昊大(こうだい)さん、蒲生創大さん、中野駿さん、石村隼颯(はやて)さん、吉住和晋(わしん)さん、宗侶希(ともき)さんの第19期生8人=写真。九電旗で優勝するなど、輝かしい成績を残した。
咲本主将は「練習とかきついこともあったけど、仲間が一緒にいて、優勝旗を3本も獲ることができた。自分でもよくできたと思う」と振り返り、「来シーズンは5年生が協力して、チームを引っ張ってほしい。自分たちはこれから、いつも支えてくれる家族に野球で恩返しをしたい」と語った。
井上晄(ひかる)新キャプテンは「優しくて頼りになる先輩たちだった。卒団されるのは寂しいけど、次は自分たちが中心となって、まずは春季前原大会の3連覇を目指したい」と気合を入れた。
大原裕児監督は「体が大きい子が多くて、力がある代だった。悔いの残る試合もあったが、公式戦43勝9敗、優勝旗3本という成績は立派。6年生たちにはこれからも失敗を恐れず、新しいステージでもチャレンジ精神で頑張ってほしい」とエールを送った。