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前原町役場前に児童公園 昭和55年3月
前原町役場前に整備が進められていた「丸田児童公園」が完成、昭和55年3月28日に竣工式が開かれた。
公園は、前原町などが行っていた丸田墓地整備の跡地3,300平方メートルの用地に、町が昭和54年度事業として自由広場、休憩公園、児童コーナーなど子ども向けに整備していたもので、総工費は約3,400万円。
公園内には墓地にあったクスやマキなどの大木はそのまま残され、新たにツツジや桜、ハマヒサカキなどが植栽された。また、児童公園部分には前原ロータリークラブが寄贈したジャングルジムや滑り台、ブランコ、砂場など(百万円相当)が設置されたほか、公園の完成を記念してかわいい男児の像も置かれた。
竣工式が終わると早速、前原小学校の二年生児童が訪れて、遊具で遊ぶなど、新しい公園を楽しんでいた。引率の先生も「児童たちが2時間近くも飽きずに遊んでいました。本当に完成を喜んでいたようです」と話していた。
現在、同公園があった場所には、新しい糸島市役所庁舎が建設中である。