切り花プレゼントや餅まきも
糸島市白糸にある白糸の滝ふれあいの里で18日、第24回あじさい祭りが開かれた。白糸の滝周辺に植えられた5,000株10万本のアジサイが見頃を迎え、多くの行楽客の目を楽しませていた。
アジサイを管理するのは、約150人の有志からなる「白糸あじさいの会」。枯れ花柄摘みなどの手入れを行い、今年3月には300株を新たに植樹した。
祭りのプレゼントとして、朝摘んだアジサイの切り花が100束以上配られた=写真。また、今年は3年ぶりに餅まきを開催。長糸産のもち米で作られた紅白餅を手に入れようと、大勢の人が手を大きく上げて「こっちにも!」とアピールし、にぎわった。
福岡市西区から家族と訪れた50代の女性は「山の斜面にたくさん咲くアジサイは見応えがある。色とりどりできれいですね」と笑顔を見せた。
市観光協会によると、アジサイは7月上旬頃まで楽しめるという。