福岡市科学館で公演
自分らしく一生懸命に生きた伊藤野枝の生きざまを描く舞台「日輪の夢 伊藤野枝物語」が9日、福岡市中央区六本松の福岡市科学館サイエンスホールで開かれる。
女性に光を当てた作品の公演をしている任意団体「Light Seekers」(大國千緒奈代表)が主催。親が決めた結婚相手のもとから逃げ出して上京した後、幾度も困難に遭いながら、諦めることなく生き抜いていった野枝の波乱な人生を舞台化した。「元始、女性は実に太陽であった」との創刊の辞で知られる文芸誌「青鞜」で働き、数々の作品を発表した野枝。野枝役を演じる大國さんは「一人一人の人に、それぞれの太陽を輝かせたいという、野枝が抱いた夢を舞台で伝えたい」と話していた。
午後2時と同6時の2回。
A席(指定席・前売りのみ)5000円、
B席(自由席)前売り3500円、
当日4000円
予約・問い合わせ(轟さん) = 080(3957)7634。