《いとしま旬百景》カンナ群生

 糸島市二丈田中の県道沿いで、真っ赤な花を咲かせるカンナ。熱帯地方原産で、花言葉は「情熱」や「快活」。地元の有志が通りかかる人に明るい気持ちになってもらおうと、30年ほど前から植え始め、現在では100メートルにわたって群生している。

 カンナの向こうには実り始めた稲穂の田が広がる。澄み渡った大空と、朝露に濡れた田園地帯。そのすがすがしさにアクセントを加えるかのようにJR筑肥線の白い電車が走り過ぎていく。 (写真家・西松宏撮影)

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