【糸島】設立時にLCが支援

活動の先駆けに

 任意団体として1981年にスタートした九州盲導犬協会の初代理事長は正金相互銀行(現福岡中央銀行)相談役の鶴喜代二氏で、88年にその後任となったのが同相互銀行取締役を務めた経歴のある緒方豊吉氏。緒方氏は福岡舞鶴ライオンズクラブ(LC)の活動熱心な会員で、同LCは盲導犬協会設立時に盲導犬8頭育成のための寄贈を行い、その後も寄贈を継続。各地のLCの盲導犬支援の先駆けとなった。地元に訓練センターが立地した糸島LCは89年、会員による奉仕活動として正月に、櫻井神社と雷山千如寺で募金活動を始め、現在も続けている。これまでに集まった金額は計4264万5812円に上る。

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