【糸島】自販機に防犯カメラ設置

アサヒ飲料と糸島市が協定

 糸島市とアサヒ飲料は9月25日、犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり推進に向け、糸島市役所で防犯カメラ付き自動販売機の設置に関する協定を締結した=写真。市民などさまざまな人が出入りし、防犯上効果があるとみられる市内公共施設などに同社が防犯カメラ付きの自販機を設置、売り上げの一部を安心安全のまちづくりを目的として市に寄付する。


 同社九州支社の小幡靖彦支社長は「防犯カメラは使わないに越したことはないが、犯罪の抑止力となることを願う。市民の皆さんが安全に過ごすために役立てれば」と話した。


 現在、全国に69台あり、そのうち11台が糸島市内に設置されている。糸島市防犯カメラ付き自動販売機設置推進委員会(吉岡愛一郎会長)と同社の営業担当との連携により、協定締結に先行して市内の事業所などに設置した。今後は、市の後押しを得て、公共施設を中心に、来年3月まで、市内に50台設置することを目標とする。


 同委員会は「市としては世界初の50台超えで、世界一安全安心なまちづくりをしていきたい」と意気込む。

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