昭和の糸島#440

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前原署員が自転車駅伝  昭和30年7月

 昭和29年に警察法が改正され、国家行政組織は警察庁、自治体警察は地方組織の都道府県警察に改められた。

 福岡県警では発足一周年を記念してさまざまな催しを行い、糸島郡を管轄する前原警察署でも柔道や剣道の大会開催などをした。

 ユニークだったのは、7月1日に行われた警察官による管内の町村役場訪問自転車駅伝大会(郡町村長会、糸島新聞社後援)で、沿道の各所には応援や見物の人たちであふれ、大変なにぎわいだったという。

 コースは午前9時に二丈村役場をスタートし加布里派出所前までが一区、弁天橋を渡って加布羅を経由して志摩村役場前までが二区、次が前原町役場前までの三区、そこから国道を通って周船寺村役場までが四区、元岡村役場までが五区、ここからゴールの前原警察署までが六区。

 写真は前原警察署前にゴールする選手で、署員や関係者をはじめ応援の人たちが拍手で迎えている。場所は、現在の国道202号、伊都文化会館前信号機付近。

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