首都圏在住の糸島高校の卒業生で組織する東京糸高会(1950年設立)の総会が、最高気温が25度を超える夏日となった11月4日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷において開催された=写真。
総会の開催に先立ち、長年にわたって故郷糸島と関東圏の糸島関係者との懸け橋となり、東京糸高会の会長職も務められ、2021年11月に逝去された故鹿野九州男氏(高1回生)に対し、哀悼の意を込め黙とうが捧げられた。
続く総会では、2020年度から2022年度の事業報告・会計報告、2023年度事業計画・予算案、役員改選、会則変更の件が満場一致で承認され、新たに松隈大作氏(高17回生)が会長に選任された。
第2部の懇親会では中嶋美子さんの司会進行のもと、同窓会前会長那須英仁氏、田中三香子新会長、荒木礼子糸島高校校長より来賓挨拶。荒木校長より母校糸高の近況について報告があり、部活動で運動部も文化部も目覚ましい活躍をしていることが触れられ、中でも野球部が県大会ベスト8進出を果たし、歴史部は日本考古学協会の総会において高校生ポスターセッションで優秀賞を受賞し、日本一に輝いたことも報告され参加者から拍手喝采が起こった。
同窓会副会長古藤俊一氏の乾杯のあいさつで懇談が始まり、和やかな懇談が続く中、新たに幹事長に就任した松﨑審爾氏より次回の総会は2024年6月8日開催(予定)が報告された。引き続きお楽しみ抽選会となり、故郷糸島から出汁醤油等数多くの物産が提供され、皆が故郷に思いを馳せながら、どれにしようかと目を光らせながらの抽選会となった。
中締めでは小関和幸氏のリードによる校歌、応援歌斉唱となり、皆の時が高校時代にタイムスリップ。盛会の中、副会長波多江重人氏のあいさつで来年の再会を約して散会となった。
学年幹事 板谷和久(高33回生)
(文責・松﨑審爾)