心和む糸島の光景

写したい瞬間求め

 のどかな糸島の風景を撮り続けられる日常があることに、心から感謝している。糸島市志摩初の写真愛好家、大久保義昭さん(76)。「写したい瞬間をひたすら追い求めることができる。穏やかに暮らしていける郷土があるからこそ」。すがすがしい気持ちを湧きたたせる日の出、幸せな明日を約束しながら沈んでいく夕日…。地域への恩返しの気持ちを込め、シャッターを切り続ける。

【北帰行】玄界灘に沈む夕日を撮影中、何かが横切って飛んでいくのが見えた。写っていたのは3羽の鳥。北帰行をしている鶴であろう
【天使のはしご】厚い雲の切れ間から、姫島沖の玄界灘に太陽の光がこぼれて見える。光の筋に沿って天使が舞い降りてくるかのようだ
【光の道】加布里湾に沈む夕日。1月、弁天橋に立つと、湾口からまっすぐ伸びる「光の道」が望める
【仏僧現れる?】うっすらと雪化粧をした白糸の滝。滝の水量が減ると、仏僧のように見立てられる岩の表情も
【轟き打つ波】芥屋の海岸に轟き打ち寄せる波。背後に見える芥屋の大門の柱状節理の岩肌がその迫力を増す
【梅開早春】可也山の南斜面に広がる小富士梅林。穏やかな加布里湾と、二丈岳、浮岳の風景と共に早春を感じさせる
大久保義昭さん
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この記事を書いた人

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