ママライタ―の『糸島で見ぃつけた!』 —子どもたちが主体の活動へ—

笹山町子ども会

「レクは去年楽しかったボウリングがいいな」「グループは低学年の班をつくって、そこに高学年を入れていくのは?」。14日、笹山公民館(糸島市前原駅南)に笹山町子ども会の会長や副会長、運営委員長を務める6年生5名が集まり、子ども会の活動について話し合った。

頼もしい6年生たち

 近年はコロナ禍の影響も大きく、子ども会育成会の保護者で活動内容を決定することがほとんどだったが、「子どもに自分の意思で楽しんでほしい」との思いから、子ども主体の本来の活動へ戻そうと会議を開催した。

 議題は6月のレクリエーション、12月のお楽しみ会、来年の歓送迎会の内容決め。保護者から昨年度の状況を聞きながら、全学年が楽しめるようにとお楽しみ会はビンゴが選ばれ、「歓送迎会は、何がしたいかをみんなにアンケートして決めたい!」という提案には全員がうなずいた。

出た意見にみんなで耳をかたむける

 司会を務めた会長の黒木彩加さん「楽しかった。自分たちで決めると、当日が来るのがもっと楽しみになった」と笑顔。見守った育成会副会長の田中典子さん「アイデアがたくさん出て、学年差も考慮してくれて頼もしさを感じた。やってみてよかった」と喜んだ。少しずつ子ども主体へ向かうための、大きな一歩を踏み出した。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。

目次