糸島市波多江のJA糸島産直市場「伊都菜彩」が20、21日の2日間、開店17周年祭を開催した。雨模様にもかかわらず、新鮮な糸島産の農畜産物を求めて、多くの人が訪れた。
伊都菜彩は2007年4月にオープン。「糸島産であること」をモットーに、新鮮野菜や海・山の幸、加工品、花など充実した品ぞろえが人気で、市内外から大勢の客が連日訪れている。23年度の売り上げは約43億円で、日本有数の売上高を誇るJA直売所になっている。
周年祭のイベントとして、清見ミカンやキュウリの詰め放題、お米の特価販売などがあり、糸島卵がもらえる「卵ゲットパチンコ」には長い行列ができていた。21日は、JA糸島青年部のオリジナル戦隊ヒーロー「コメンジャー」が、試食でタケノコご飯を振る舞った=写真。
福岡市から月に2、3回買い物に訪れるという60代の女性は「よく買うのは、野菜とお魚。新鮮でおいしいので、今日もいっぱい買いだめしました」と大きな買い物袋を下げて笑顔を見せた。