加布里天満宮、27人取り組み
糸島市の加布里天満宮で21日、春の祭典と加布里奉納相撲大会が行われた。加布里区子ども会育成会主催の奉納相撲では、年中児の4歳から小学生までの27人が力いっぱい取り組みを行った。始終雨模様だったが、子ども会によるバザーも出店し、手に汗握る対戦やバザーを楽しむ人々で境内はにぎわった。
年中年長の部で1位になった波多江ちあきくんは「相撲は楽しかった。メダルをもらえてうれしい。来年も相撲をしたい」と満面の笑み。昨年も学年優勝を果たした3年の稗田ゆうとくんは、途中足をひねってくじけそうになったがお父さんの気合に励まされ見事1位に。「もう1回1位になれてよかった」と笑みを見せた。7人の参加があった4年生の取り組みでは、白熱の決勝戦が繰り広げられた。見守った保護者は「見応えのある取り組みで心を打たれた」と目頭をぬぐった。
焼き鳥やくじ引き、駄菓子を並べた子どもたちによるバザーも盛況で、店先には行列ができた。