【糸島市】社会人枠を新設

糸島市職員採用

 民間企業などで培った経験をまちづくりに生かしてほしいと、糸島市は2024年度の市職員採用試験から、社会人経験者枠を新設する。

 対象は、1979年4月2日から1999年4月1日までに生まれた26歳から45歳の人。民間企業などでの職務や土木関係の業務に携わった経験が、直近5年中3年以上あること。採用予定は一般事務職が5人程度、土木技術職が2人程度。

 月形祐二市長は「職員採用は、自治体間でも競争が生じている」と語る。市では23年度、一般事務など25人の採用予定に1,305人の応募(最終倍率59.3倍)があったが、辞退者が出たため22人の採用にとどまった。

 市総務課は受験資格を45歳までとした理由を「年齢構成上、44歳から47歳が100人に対し、40歳から43歳が41人と少ないため」と説明し、社会人経験者に「即戦力として、ほかの職員を引っ張る存在になってほしい」と期待している。

 申し込みは、インターネット(ふくおか電子申請サービス)から。受け付けは、16日午後5時まで。第1次試験では、SPI3による性格・能力検査と職務経歴書による評定を行う。第2次、第3次試験は面接。採用は原則、10月1日となる。従来の職員採用試験との併願はできない。

令和6年度糸島市職員採用試験 1期(社会人経験枠) – 糸島市

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