一面に新緑が広がる県指定の名勝「白糸の滝」(糸島市白糸)で4月27日から6日まで、「ヤマメ釣り祭り」があり、たくさんの人でにぎわった。祭り期間中は、ヤマメ釣りをした人にはそうめん1人前のプレゼントがあり、釣り上げたヤマメをその場で塩焼きにし、青竹にそうめんを流して、初夏の味覚を堪能した。
旬を迎えた渓流魚の代表であるヤマメを、滝つぼ近くの所々をせき止めて放流。釣り人たちは、きらめく水面下を泳ぐヤマメに目を凝らしながら釣り糸を垂らした。
帰省中に遊びに来た家族連れは「子どもに体験させたくて来たが、やってみたら大人がはまった」と釣り上げたヤメにほくほく顔。こんがり焼いた塩焼きにかぶりついた。青竹が何本も並ぶそうめん流しコーナーでは、さらさらと流れるそうめんに「とれない!」「次は私が流す!」とそれぞれにぎやかにそうめんを頬張った。
敷地内には手打ちそばの店もあり、信州安曇野に通って腕を磨いた店主の草野孝道さん(66)が、打ち立てのそばを提供した。「骨まで全て食べられるヤマメの唐揚げもおすすめ。打ち立ての細麺のそばと一緒に味わって」と笑顔を見せた。
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