前原フラワーベルトの会
JR筑前前原駅前の糸島市観光協会前から丸田池公園通りにある28基のプランターには、色とりどりの花苗が植樹され、道行く人を楽しませている。花苗の植樹を行っているのは前原フラワーベルトの会。「花で糸島をつなごう」と糸島市商工会の女性部が活動をスタート。現在は会長の園田通久さんをはじめ、約30人の会員が年2回花苗の植樹を行い、その思いを引き継いでいる。
10日の植樹では、会員とボランティアが参加し、和気あいあいと互いの近況を話しながら、手際よく作業を進めた。参加者は「せっかく花を植えてきれいにしても、周りに雑草が生えとったら残念やもんね」と話し、鎌などを使ってコンクリートの隙間から生えた小さな雑草も丁寧に取っていた。7時半から始まった作業は1時間ほどで終了。最後に写真撮影をして、「きれいになったね」と参加者同士で労をねぎらった。
園田さんは「花があると地域の皆さんの癒やしにもなるし、観光客にもきれいな街をアピールできる。何より気持ちが明るくなるよね」と笑顔で話した。