中学生硬式野球「糸島イーグルス」
アジア大会前に市長に報告
中学生硬式野球クラブチーム「糸島イーグルス」の3年生、西﨑壮琉選手(15)=志摩中=が、所属する日本ポニーベースボール協会のU-14(ポニーの部)の日本代表に選ばれ、16日にフィリピンで開幕するアジア・パシフィック・ゾーン・チャンピオンシップ・トーナメント(アジア大会)に参加する。糸島イーグルスから日本代表に選ばれるのは、球団37年の歴史で初めて。
西﨑選手はチーム推薦を受け、集まった九州連盟の100人の選手の中から絞られて、33人の九州選抜チームの一員に。
5月11、12日、長崎・ビッグN(長崎市)で日本代表選手の選考会を兼ねた「広澤克実杯全日本地域対抗選手権大会」があり、全国各地域の6連盟の選抜チームとリーグ戦で対戦。ピッチャー兼外野手として出場した西﨑選手の姿が、日本代表チームを率いる古澤豊監督の目に留まり、15人の日本代表入りを果たした。
ポニーの部の日本代表は昨年、日本で開催されたアジア大会で優勝。米ワールドシリーズでも10年ぶり2度目の優勝を飾り、今年は連覇の期待がかかっている。
西﨑選手は3日、糸島市役所で月形祐二市長にアジア大会出場を報告。130キロを誇るストレートとカーブが得意といい、「どのポジションで出場しても、チームの勝利に貢献できるような活躍をし、8月の米ワールドシリーズに進みたいし、みんなで一丸となって連覇を目指したい」と意気込みを語った。