福吉幼稚園・保育園
「大玉のスイカ、とっても甘いだろうね」-。糸島市二丈福井の白山神社(河上定嗣宮司)で7月20,21日に行われる夏越祭で、境内に飾り付けられる提灯(ちょうちん)の絵を、福吉幼稚園・保育園の園児たちが描いた。
絵は縦60センチ、横90センチの和紙にパステルクレヨンなどを使って仕上げた。年長の園児がテーマにしたのはスイカ。園児たちが園庭で、夏野菜と共にスイカを育てており、夏越祭で行う、お泊り保育のときに、スイカ割りをして食べることにしていることから、それを楽しみにしながら2枚の絵を描き上げた。
園児たちは、絵画の講師と一緒になって、大きなスイカの絵の周りに、満面の笑みを浮かべる子どもたちの姿を切り絵にして貼っていき、真夏の雰囲気を感じさせる絵を完成させた。梅本芽依ちゃんは「神社でいろんな人に見てもらうのが楽しみ」と元気よく話した。
同神社の提灯の絵は一貴山保育園、加布里保育園の園児も作成。夏越祭では、3園の計9灯の提灯が飾られる。
(写真愛好家・大久保義昭)