指導受けながら加工体験も
6月21日(金)に姫島小学校・志摩中学校姫島分校の子どもたちがウニ採りを行いました。この行事は毎年6月下旬の潮が引いた時に、学校の前の磯で行っています。このウニ採りは、磯焼けの原因の一つであるムラサキウニの駆除を目的として行っています。
![](https://itoshima-np.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/21e7fff417dbbe94d99b5ba11af97953.jpg)
子どもたちはずぶぬれになりながらも上手にウニ採り用の道具を使って、たくさんのウニを採りました。途中、ウニ以外のタコや小さな魚を見つけるたび大きな声が響いていました。
![](https://itoshima-np.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/e5659c9f21779fb699335c3604124fe2-1024x768.jpg)
![](https://itoshima-np.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/fcf16db0b041f6a18c29b69bf2ccbd66-1024x683.jpg)
昨年度からは、ウニを採るだけでなく、保護者から指導を受けながら加工体験にも取り組んでいます。慣れない手つきながらも、次から次にウニを割り、たくさんの身をとって持ち帰っていました。今年初めてウニ採りに参加した1年生の森安晒さんは「たくさんウニが採れてよかったです。校長先生と一緒にウニ採りができたので楽しかったです」と話していました。また、保護者の吉村沙織さんは「意外とたくさんの身が入っていました。けがもなく楽しくできてよかったです。この体験を生かして、もっと海の環境に関心をもってほしいですね」と話されていました。
(寄稿姫島小教頭 臼杵秀高)