【糸島市】地引網で100人が交流

モンゴル友好協 バーベキュー楽しむ

 九州沖縄・モンゴル友好協会(進藤和昭会長)が会員や関係者らで交流を深めようと13日、糸島市二丈の深江観光ホテルの浜辺で地引網イベントを開いた。参加した約100人は、地引網をしたり捕れた魚をバーベキューで食べたりして、夏の楽しいひとときを過ごした。

捕れた魚を協力して集めていく参加者たち

 この日は「おおはまグループ」(福岡市東区)の外国人技能実習生らや、糸島市のフリースクール「さくらんぼ先生のひみつ基地」の親子も参加。潮風に吹かれながら、参加者は息を合わせて網をたぐり寄せた。アジやコノシロなど、約250キロの魚が浜辺にあがった。

 福岡市博多区から参加した末永侑さん(11)京さん(10)愛理さん(8)きょうだいは「網が重かったけど楽しかった」「1人で20匹くらい捕れた」と口々に笑顔で話した。

 同協会の大濱鉄也副会長は「今日はインドネシアやベトナム、バングラデシュの人たちにも、糸島の良さを味わってもらえた。これからも国際交流の場として、当協会の活動を盛り上げていきたい」と話した。また進藤会長は「モンゴルとの交流に携わることができるのも、参加してくれる皆さんのおかげ。今日はいろんな国の人が来てくれて、グローバルなイベントが開けたことに感謝している」と語った。

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