【糸島市】“読者の広場” 人生にドラッカーを生かしませんか

9月14日 九大で糸島大会

 最近、「もしトラ」がよく使われますね。トランプ再選や、南海トラフに関して。ところで、2009年に発売された青春小説「もしドラ」をご存知でしょうか。正式には「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」です。300万部販売され、アニメや、映画化され一大ブームになりました。

 ドラッカーは、米国の社会学者です。皆さんが会社で関わっている目標管理やマネジメントを考えた人としても有名です。イギリスのサッチャー首相は、ドラッカーの著作より民営化を推進しました。GEのCEOを務め「伝説の経営者」と呼ばれたジャックウェルチ、ユニクロの柳井正社長も、ドラッカーの本を愛読して、成果を出しています。

 「もしドラ」著者の岩崎夏海さんは、お子さんの誕生を機に、長く住まれた東京から、知人に紹介された糸島市が気に入り19年から移住されています。その岩崎夏海さんを実行委員長として、NPO法人ドラッカー学会糸島大会を9月14日、九州大学伊都キャンパス椎木講堂にて開催します。大会テーマは、「脱」組織時代のドラッカー「未来」マネジメントです。

岩崎夏海さん

 椎木講堂設計の元東京大学副学長の内藤廣氏、日本のフリースクール先駆者の白井智子氏、エコノミストのエミン・ユルマズ氏、九大学研都市を構築された九大教授の坂井猛氏、人間学を学ぶ雑誌「致知」の人気記事「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」執筆の佐藤等氏が講演されます。ぜひ、ご参加ください。

(ドラッカー学会糸島大会実行副委員長・深見信吾)

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この記事を書いた人

1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。

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