糸島高文化祭
糸島高校(三宅竜哉校長)で7日、文化祭が開かれた。今年のテーマは「綴(つづる)」。今までの文化祭と自分たちの文化祭をつなぎ合わせて新たな形を表現しようと、生徒は創意工夫に満ちた企画を繰り広げた。
ベニヤ板などを使って遊園地の回転コーヒーカップを再現したり、人気ゲーム「スーパーマリオ」を模したすごろくを教室内に作ったりしたクラス企画や、茶華道部による「糸島茶屋」など文化部の催しがあった。体育館ステージでは、ダンス部や演劇部の生徒らが日頃の練習の成果を生き生きと披露した。
また「地域連携事業」として糸島の飲食店が出店し、3年生が大きな声を上げて集客した。ジェラートやタコスなどの各ブースでは、残暑の中、ミニ扇風機を手にした来場者が長い行列を作っていた。
生徒会の広報担当は、校内を回って各企画の写真を撮影。同高校の公式インスタグラムを更新して、文化祭の盛り上がりを発信した。
文化委員長の古川温陸(あつむ)さんは「個性的で完成度の高い企画を発表できた。熱い思いが伝わる文化祭を開催できて、達成感を感じる」と話していた。