第43回 糸島少年親善野球大会
糸島新聞社が主催する糸島市最大級の少年野球大会である第43回糸島少年親善野球大会(糸島少年野球連盟共催、糸島市など後援)が15日閉幕した。同日、準決勝と決勝が同市の曽根野球場などであり、城少レッドスターズ(福岡市少年軟式野球連盟)が32チームの頂点に輝いた。
大会は1日に開幕。同連盟の16チームと、福岡、佐賀両県内から招待された16チームがトーナメント方式で対戦。
8日に準々決勝などが行われ、4強に城少レッドスターズと玄洋少年野球クラブ(糸島)、東風フェニックス(糸島)、志免ブラザーズ(東福岡少年軟式野球連盟)が勝ち残っていた。
厳しい残暑の中、この日の準決勝では城少と玄洋、東風と志免が激突。熱戦の結果、決勝は城少と志免の顔合わせとなり、競り勝った城少が深紅の優勝旗を手にした。
閉会式で、激戦を戦い抜いてきた選手たち一人一人にメダルをかけた同社の下村佳史社長は、大会関係者に感謝の言葉を述べ、「心から野球を楽しむ姿が印象的でした。良き思い出として人生の節目節目で思い出してもらえたら」とあいさつ。
同連盟の辻智成会長は「猛暑の中の大会で経験したことを財産として、今後のプレーに生かしてほしい」と、選手たちをねぎらっていた。