メキシカンレスリングのイベント
メキシカンレスリング「ルチャ・リブレ」のスクール「レアル・ルチャ・リブレ」が15日、糸島市高田の同スクール道場でイベントを行った。約50人の観客がリングサイドで見守る中、手に汗握る闘いが繰り広げられた。
16日のメキシコ独立記念日を祝い、「フィエスタ・デ・メヒコ(メキシコ祭)」と名付けて開催。スクール生やゲスト選手12人が出場した。
覆面を着けた選手らは、6対6の12人タッグマッチで、時間無制限の3本勝負を行った。リング上が40を超える暑さになる中、選手は跳び技や複合関節技を繰り出し、縦横無尽に交戦。リングから1メートルほどの観客席からは、選手の名前を呼ぶなど大きな声援が送られた。
また、子どもたちのルチャ・リブレ体験や、メキシコに関する○×クイズもあり、約2時間のイベントを来場者は楽しんだ。最後は会場にいる全員で「ソモス・レアル・ルチャ(我ら、純真のルチャ・リブレ)!」と、声を合わせてこぶしを強く突き上げた。
“推し”の選手を応援するため北九州市から来た中野美菜さんは、最前列で観戦。「大迫力の試合。感動でした」と目を輝かせた。同スクール校長の磁雷矢(じらいや)さんは「会場からたくさんの応援をいただき、皆さんの熱いハートを受け止めた」と感謝の思いを語った。