園児のかわいい稚児行列も
糸島市志摩の櫻井神社（外山穰也宮司）の新嘗（にいなめ）祭が１８日にあり、流鏑馬（やぶさめ）神事が奉納された。
同神社で江戸時代から続く伝統行事。詰めかけた大勢の参拝者が見守る中、約150メートルの参道を駆ける馬から、射手が途中３カ所の的を目がけて矢を放った。
矢が的に命中するたびに、訪れた人たちは「おおーっ」と歓声を上げ、拍手がわいていた。射抜かれた的は「当たり的」として小さく割り、「商売繁盛」や「子宝に恵まれる」などのご利益を期待する参拝者が持ち帰った。
流鏑馬神事後は、近くの桜井保育園の園児による稚児行列もあり、かわいい稚児衣装の子どもたちが、拝殿に向かって手を合わせていた。
