【糸島市】ママライタ―の『糸島で見ぃつけた!』 —ワーゲンバスと「思い出」写す—

下田さんが撮影サービス

 糸島市に住む下田耕司さん(56)は、自身の愛車フォルクスワーゲン・タイプ2、通称「ワーゲンバス」と思い出の掛け合わせをテーマに、写真や動画を撮影するサービスを行っている。もともと、ワーゲンバスをフォトスポットとして貸し出すサービスをしていたが、ワーゲンバスと一緒に写真撮影をしてほしいとの依頼があったのをきっかけに「フォトバス」の事業をスタート。ウェディング、誕生日など記念日の思い出のシーンをワーゲンバスと共に残している。

ターコイズカラーのワーゲンバスと下田さん

 固定スタジオを持たない下田さんは「地球がスタジオ。天気に左右されるが、その瞬間はその人だけのもの」とさまざまなロケーションに対応する。「今まで撮った人が『あの日一緒に写ったワーゲンだ』と思い出と重ねてくれるとうれしい」とほほ笑む。

移動先で撮影するため、後部座席に雑貨を積んでいる
撮影からアルバムのデザイン、作成まで手掛ける

 下田さんは、過去に結婚式場でプランナーや支配人を経験し、ウェディング専門のインテリアデザイン会社を経て独立した。ブライダルシーンに深く携わった経歴を生かし、糸島で気軽にリゾートウェディングができる事業も構想している。

さわやかな笑顔で、気さくな印象の下田さん
糸島は、15分で良い写真スポットに行けると話す下田さん

 社会運動が盛んな1960年代に流行したワーゲンバスは「ラブ&ピースの象徴」とも言われ、人生の節目をいろどるにはぴったり。今後の事業展開が楽しみだ。

生産当時の内装を再現した車内
昔懐かしい雰囲気をまとい存在感抜群

問い合わせ先
メールアドレス hello@photobus.co.jp

(ママトコラボ取材班 朱雀亜唯美)

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