糸島市二丈吉井のまむしの湯近くの田んぼで10月27日、JA糸島青年部主催の「きちゃんなっせい!糸島で稲刈り体験!」が開催され、約40人の子どもや大人が参加した。会場にはJA糸島青年部から誕生したオリジナル戦隊ヒーロー・コメンジャーのヒノヒカリ(赤)、ユメツクシ(青)、ニコマル(緑)が登場し、一緒にイベントを楽しんだ。
参加者たちは、鎌の使い方を教わると、黄金色に実った稲を刈っていく。最初はぎこちない手つきで稲を刈る子どもたちも次第に慣れてスムーズに刈り進めた。鎌を扱うのが難しい小さな子は、刈り取った稲を運んでお手伝い。大人も元気な子どもたちに負けまいと集中して稲を刈っていた。
昨年は田植えのイベントに参加したという福岡市早良区の野田快晴くん(9)は、軽快な手さばきで1列を刈り終え、「稲が一気にスパッと切れると気持ちがいい!」と汗を光らせながら満足そうに話した。
糸島が舞台のNHK連続テレビ小説では、おむすびを食べるシーンがよく登場する。秋の新米シーズンが到来し、米の魅力がさまざまに感じられるイベントとなった。
(地域特派員・柳詰紘子)
=糸島新聞ホームページ「おむすびにエール‼」のコーナーに朝ドラ関連記事掲載