伊都菜彩
JA糸島産直市場「伊都菜彩」は9日、糸島産素材をふんだんに使ったおむすび「伊都むすび」の販売を開始した。ふっくら炊きあげた糸島産米に、老舗醤油(しょうゆ)蔵の焼き肉のタレで味付けした黒毛和牛Aランクの糸島牛と、糸島産メンマをはさんだ一品。
大小二つのサイズ展開で、大きいサイズは、直径約20センチで通常のおむすびの3.5倍に相当する。3、4人でシェアできる大きさで、手土産にも最適。おむすびは冷凍されており、電子レンジで温めると出来立ての味わいが楽しめる。おむすびを巻く海苔には「米」の文字が抜かれ、見た目もユニークな出来となっている。
糸島産の農畜水産物を消費者に直接届ける役割を果たす同店では、食と人を「結ぶ」商品開発に力を入れてきた。放置竹林問題解決に一役を買う糸島産若竹を使ったメンマにもフォーカスし、それぞれに思いのこもった素材の良さを生かしながら、試行錯誤を繰り返した。
商品企画を担った営農部直販課の德安出雲さんは、現在放送中の糸島を舞台の一つにした朝ドラ「おむすび」の撮影現場に野菜を手配した。「おむすび人気にもあやかり、糸島の魅力を詰め込んだこのおむすびをぜひ味わってほしい」と力を込めた。
=糸島新聞HPの「おむすびにエール‼」のコーナーに、朝ドラ関連の記事掲載
=糸島新聞HPの「いとコレ」コーナーに、糸島の食、グルメ情報掲載