糸島地区将棋大会
糸島市の南風コミュニティセンターで9日、第28回糸島地区小・中学生将棋大会が開催された=写真。同地区の小学生38人と中学生6人が参加し、真剣な表情で対局に臨んだ。会場では保護者たちも息をのんで勝負の行方を見守った。
今大会の特別講師として、福岡市出身で、日本将棋連盟所属のプロ棋士・古賀悠聖六段(23)が招かれた。古賀六段は、本大会の第12回「小学生の部」で、当時小学2年生にして最年少優勝タイ記録を樹立した経験を持つ棋士であり、主催側にとっても感慨深い再会となった。
古賀六段は、大会中に同時対局(多面差し)を行い、15人の参加者と対局。対局中には将棋盤を回転させ、陣地を交換して「この状態から駒を進めてみてごらん」と具体的な指導を行った。大会実行委員の田中正敏さんは「優しく丁寧に教える姿に感激した」と語った。
=糸島新聞ホームページに記事掲載