糸島市の南風小学校では、毎月第2水曜日に「南風校区きれいな町大作戦」と題し、登校中にごみ拾い活動を行っている。この活動を担当するのは環境委員会のメンバーで、13日も校門前で「おはようございます!」と元気なあいさつとともに、子どもたちが拾ったごみを分別しながらゴミ袋に集めた。ごみを拾ってきた子たちには、お礼に手作りのシールをプレゼント。子どもたちはシールが入った箱を囲み、うれしそうにシールを選んでいた。
以前からこの活動は行っていたが、環境委員会から「地域をもっときれいにしたい」「地域の人にもこの活動を知ってほしい」と声が上がり、9月の学校運営協議会で子どもたちがプレゼンテーションを行い、校区のゴミステーションに活動を紹介するポスターを掲示することが決まった。発表に参加した環境委員会のメンバーは「区長さんたちの前で話すのは緊張したけど、『良い活動だね』と褒めてもらい、アドバイスももらえました」とうれしそうに話した。
環境委員長の吉村美桜さん(小6)は委員会の中で一番に登校し、準備に取りかかる。「もうすぐ委員会を5年生に引き継ぐけど、その後も活動の手伝いがしたい」と意欲を見せていた。
=糸島新聞ホームページに記事掲載
(ママトコラボ取材班 柳詰紘子)