11月23日、糸島子どもの権利ミニフォーラム2024「一日遊び場 in 糸島」(糸島市市民提案型まちづくり交付金事業)の会場となった前原小学校の運動場には、断続的に降る冷たい雨にもかかわらず、こども企画の15組のこども達が朝から準備を開始。運動場と、前原コミュニティセンターで、射的屋さんやスライムづくり、科学の実験体験、SDGs English Shop、手作り雑貨の販売など、それぞれ工夫を凝らしたブースを立ち上げました。
まずはいい匂いの焼き芋からモクモクと煙の上がっている火のコーナーに人だかり。こんがり焼いて中はとろりのマシュマロ、黄金色に光るべっこうあめづくりに挑戦するこどもと見守る保護者が一緒に試行錯誤。しだいにお日様も出てきて、運動場では、昨年も大好評だった木工や、自然工作コーナーがにぎわいをみせ、わいわい広場さんのロープ遊びやコマあそびに興じたり、とにかく走り回ったりして遊ぶこどもたちでいっぱいになっていきました。間もなくこども企画のブースにも行列ができ、企画のこども達が嬉しそうに懸命に対応している姿はどこも堂々と誇らしげでした。
前原コミセン内では「ほっとカフェぬくもり寺子屋」さんが同時開催。この日のために300食用意して下さったカレーライスは昼過ぎに早々完売。コミセンホール内では段ボールコーナーでずーっと作業していた子どもたちによってプロデュースされた〝まち〟が登場!などなど、とにかくこども達の生き生きとした姿ととびきりの笑顔、それを見守る大人の笑顔にたくさん出会えた一日となりました。
糸島市こどもの権利条例第6条の「休み、自由に過ごすことができ、豊かに育つ権利」が少しでも実感してもらえる場になったらいいな、と開催した「一日(だけど)遊び場」。たくさんの方々のご協力と思いがあって今年も実現できました。糸島、いいところですね!
みなさんはどう感じられたでしょうか?
(「糸島子どもにやさしいまち・子どもの権利研究会」世話人・吉川貴子)
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