市役所市民ホール
糸島市内を舞台にした映画「猫の魔法とワダツミの悪戯(いたずら)」の完成試写会が11月30日、1日の2日間、糸島市役所市民ホールで行われた。監督を務めた「糸島映画製作所」の濱洋一代表をはじめ、出演者や市民エキストラ、招待客などが参加。両日で計100人が、姫島をメインにオール糸島で描かれる作品を鑑賞した。
登場するのは、何かしらの理由で不登校になり、姫島にあるオルタナティブスクールに通うことになった少年少女。寮生活で少しずつ交流を深め、成長していく姿を描く。海の神様「ワダツミ」や幽霊も出てくる、少しファンタジックで心温まる作品になっている。
撮影は6月、姫島や櫻井神社、市運動公園などを舞台に、10日間かけて行われた。試写会では目頭をぬぐう人や、ストーリーの伏線を回収するエンディングに見入る人たちがいた。
濱監督は「製作にあたり、クラウドファンディングで多くの人に応援していただき、感謝したい」と話し、「人にも動物にも優しい映画。大人から子どもまで楽しんで見てほしい」と呼びかけた。来年夏頃、U-NEXTでの配信を予定している。
(糸島新聞ホームページに地域密着情報満載)