「二十歳のつどい」 友人や恩師と再会喜ぶ
「成人の日」の13日、「二十歳のつどい」が糸島市運動公園多目的体育館で開かれた。同公園のオープンにより、昨年から市内の20歳が一堂に会して式典を開催。会場では、華やかな振り袖やスーツに身を包んだ参列者の笑みがはじけた。
対象となるのは、2004年4月2日から05年4月1日生まれで、1,045人(前原810人、志摩134人、二丈101人)。会場には724人が訪れ、友人や恩師との再会を喜び、笑顔で写真を撮り合っていた。
式典は、20歳代表者として森凪彩(なぎさ)さんが司会を務めた。月形祐二市長は式辞で「覚悟と責任を持って、これからの人生を切り拓いてほしい」と激励した。
続いて、田中連汰さんと吉住愛(まな)さんが20歳の誓いを述べた。田中さんは、昨年アメリカに留学していろいろな価値観に触れたことから「皆さんも個性を大事にして過ごしていってほしい」と呼びかけた。福吉校区で育った吉住さんは「糸島の魅力を受け継ぎ、この地で生まれ育った誇りを持ち続けたい」と決意を新たにした。
会場には、小学校や中学校の教師らもお祝いに駆けつけた。2016年度に加布里小を卒業した生徒たちは、教師が持参したタイムカプセルを開け、20歳の自分に宛てた手紙や名札などを見て歓声を上げた。担任を受け持っていた重(しげ)正将先生(37)は、「これからも健康第一で、糸島を支えてほしい」と生徒たちにエールを送った。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)