【糸島市】糸島グルメ一堂に

食品・加工品 事業者が出店

 糸島の食品・加工品事業者が一堂に会する工場直売イベント「第3回糸島グルメ大感謝祭」(同実行委員会主催)が1月25日、糸島市志摩の志摩中央公園プロムナード棟で開催された。市内の23事業者が出店し、会場はオープン前から多くの来場者が列を作り、開場と同時に各ブースの商品は飛ぶように売れた。

会場隣接のグラウンドに伸びる来場者の列

 養鶏や食肉卸などを行うトリゼンフーズでは、冷凍チキンカツなどの詰め放題サービスを実施。制限時間1分間でビニール袋に詰められるだけ詰めるというお得な企画が大人気だった。また、ネギ栽培を手がける弥冨農園が提供した「片手ですくえた分だけネギを購入できる」サービスにも長蛇の列ができるなど、両手に大きな袋を抱えた満足げな来場者で大いににぎわった。

 会場では、糸島の郷土料理「そうめんちり」も3種類提供された。前夜に飲み会があったという九州大学の学生、穴見隼一さんは、湯気の立つそうめんちりをすすりながら「体に染みわたるおいしさです。元気が出ました」と笑顔を見せた。

 同実行委員会の馬場孝志さんは「出店企業の多くは卸業が中心で、直接お客さんと触れ合う機会が少ない。こうしたイベントは、お客さんの反応を知る貴重な場。また、流通の過程でどうしても出てしまう品質に問題のない規格外品などを無駄なく特価で提供できるのも魅力。地元のお客さんに喜んでもらいながら、長く続くイベントにしていきたい」と語った。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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